素足で暮らす家 体感blog

耐震診断のデータ結果から思うこと!

今日の話は、建築関係の方々にしか解らないような言葉が出てきます。
解り難いところは遠慮なくお聞きくださいね。
(このページは、とばされても大丈夫です。)
解り難くて申し訳ありません。

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先日、ある研修会で耐震診断のデータを見せていただきました。

国交週に ≪住宅リフォーム事業者団体≫ として登録されている
『日本木造住宅耐震補強事業者協同組合』(木耐協)という団体の耐震診断データです。
http://www.mokutaikyo.com/index.htm

それは、木耐協の団体に登録されている方々が耐震診断をされた建築物件の中でのデータです。
その中でびっくりしたのは ≪新耐震基準 昭和56年~平成12年5月以前の建物≫ についての耐震結果についてでした。

20160807-1.jpg

旧耐震基準の建物は耐震診断の結果が悪いのは予想できますが、前述の新耐震基準の建物についての耐震診断結果があまりに悪いからです。

あくまでも耐震診断をした建築物の中での割合ですが、新耐震基準になってからの建物の実に86.2%が評点1未満となっています。

20160807-2.jpg

理由は何なのでしょう?

①4分割法やN値計算がしっかりされていないせいか?
②多雪地域で積雪荷重が影響しているのか?

いずれにしても86.2%が評点1未満という、この数字は異常な感じさえします。

これらの建物については、何らかの対処をしていかなければいけないと思います。
その為にまず考えられることは、耐震診断・耐震改修の補助の対象となる住宅について、現行の基準を変えていくことが考えられます。

現在多くの自治体では、次の要件を満たす住宅が補助の対象となります。

・木造の一戸建で、階数が2以下のもの。
・建築物の過半が昭和56年5月31日以前(旧耐震)に着工して建てられたもの。   
・在来軸組工法によるもの、又は伝統工法によるもの。

現状を考えてみれば、是非ともこの対象建築物の範囲を広げ、平成12年5月以前のものも対象に入れて少しでも耐震化を促進させるべきだと思います。

こんな風に思うのは私だけでしょうか?

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